5/26/2014

新茶をいただく

この季節ならではの楽しみのひとつ、お煎茶の新茶です。
先日のお茶教室用に、鹿児島からお取り寄せしました。
鹿児島県の茶畑は、水が関東よりもやわらかいからか、
静岡茶の感覚で淹れると、きりっとした男らしい味になるような気がします。

一方で、いつもより5℃位低い温度で淹れてあげると、とても甘くて華やか!

今年のお茶も青々しさのほかに、花のような香りが口の中に広がります。 
旨みの強さと、旨みに負けない力強い香りは、夏の訪れを告げるお茶ですね。

今日は深川の茶器を使いましたが、古薩摩でお客様にお出ししたら、
きっと素敵なお茶席になるだろうな・・・






5/25/2014

お茶教室のご報告

去る5月17日(土)、東京大崎にて、セレクトショップ・ピアチェーレさん開催のイベント「おもてなし上手になるお茶」の講師を務めさせていただきました。
初夏の風が気持ち良い午後のひと時を、12名のお客様とご一緒できましたこと、深く感謝申し上げます。

当日のプログラムは


  • 煎茶(新茶)の淹れ方: 薩摩煎茶
  • 紅茶(リーフ、三角型ティーバッグ、ティーバッグ)の淹れ方: ダージリン3種類
  • 中国茶(武夷岩茶と台湾烏龍茶)の淹れ方: 大紅袍、梨山烏龍茶
  • ダージリン飲み比べ(タルボ農園産2014ファーストフラッシュ、2013年セカンドフラッシュ、2013年オータムナル)

いずれも、ご自宅にある茶器を使って、お茶本来の美味しさを楽しんでいただくコツをお教えいたしました。
お煎茶も中国茶も紅茶も、それぞれのお茶に適した茶器を使うと、それなりに美味しく淹れることができるのですが、
お茶の種類毎にお道具をそろえるのは、大変ですよね。
今回は、磁器のティーポットとティーカップを使って、茶器の温め方やお湯の温度の調整の仕方を体験していただきながら
全てのお茶を皆さんで淹れてみて、召し上がっていただきました。
リーフの量の目安、水の選び方、お湯の冷まし方、ちょっとしたコツで、美味しく淹れられるということが、ご理解いただけたのではないでしょうか?


因みに、ご用意したお菓子は


  • Welcome Sweets: かしこ 彩 紫陽花のお干菓子
  • 主菓子: 紅屋重正 水山吹 黄身煉りきり
  • ケーキ: アトリエ・バニラ カラメルバターロール
  • その他: ソルトクラッカー、黒胡麻煎餅、ミックスナッツ、ドライクランベリー
もう少しお時間に余裕があれば、お菓子とお茶のマリア―ジュ(組合せ)を、ぜひご体験いただきたかったのですが、
ちょっと欲張り過ぎてしまいました。


次回は、ひとつの種類のお茶とお菓子をじっくり学べたらいいな、と反省・・・

 
しかも、レクチャーと準備に必死過ぎて、撮影し忘れてしまいました・・・とほほ
ピアチェーレさんのFecebookに当日の模様がアップされておりますので、よろしければそちらをご覧くださいませ。